飯がうまい

例えばごはんが美味しかったりしたことを思いついたまま書きます

久しぶり

久しぶりってもんじゃない。

前回の投稿は2016年8月だ。今は2017年、前回から約半年空けている。なんと年をまたいでしまっている。

何も書くことがなかったといえば無かったし、あったといえばあった。

正直言うともうこのブログには何も書かずに何となくネットに漂わせるだけ漂わせておくかという気持ちだった期間がおよそ3〜4ヶ月、なんとなく面倒くさいと感じていた期間がおよそ2ヶ月。ぼちぼち何か書くかーと考え始めたのがここ最近のことだ。

とりあえず言えることは、このブログは何か美味いものを食ったらうまかったと、そういう雰囲気で書いていこうという決意のもと作成されたものであるから、何か書くとすればこれまで食べた美味いものに思いを巡らせてみれば良い。とはいえ、ここ半年間は何を食べ何を食べなかったかなどもう殆ど覚えていない。スマホに撮りためた写真を漁り、思いつく限り書いていこうと思う。

 

昨年、2016年9月。マレーシアはサラワク州のミリへ行った。目的は博士論文に含めるデータのための調査で、およそ10日間ほどの滞在だった。

ミリはムスリムと華僑が多い街だった。よって現地で食べたものは主にハラル料理と中華だ。初日、宿泊したホテルにほど近い中華系の屋台が集まるフードコートのようなエリアにて朝食をとった。ミリにはこういった中国人向けのフードコートが点在しており、イスラム教が強い国とはいえ豚肉も食べられる。

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ここで頼んだのは、アイスコーヒーとビーフンのスープ。

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ひと目見て、「これは辛いかも」と思えるスープだった。しかし一口飲んでみると思いのほか爽やかな酸味があり、魚介の出汁がよく出ておりパクチーレモングラスだろうか、香辛料が強く効いている感じがする。これにシトラスを絞り入れる。

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中に入っていたのは米で作った麺、所謂ビーフンのようなものだった。ビーフンは好きだ。普段日本で食べるのはケンミンの焼きビーフンだけど。

このトムヤンクン風ビーフンスープは、全然辛くないかと言われるとそうでもなく、丁度いい辛さでとても美味しかった。

東南アジアに来た以上は口に合わない食事も辛すぎる食事も食あたりも予想し覚悟も出来ていたのだが、結果から書くとその心配は不要だった。マレーシアで食べた食事はほぼ全てちょうどいい辛さで、素朴で美味しいものが多かった。

この朝食を食べた後、すぐに調査地となる国立公園へと向かった。国立公園内には宿泊できる研究施設があり、ほぼ全日程をそこで過ごしたのだが、あいにく国立公園内で撮影した写真をインターネット上にアップロードすることは出来ない。なぜならそういう決まりだからだ。

私は、国立公園内で起きた色々な出来事をつらつら書くことができるが、今回はそれをしない。このマレーシアの旅を総括すると、恐らく全体を通してただ疲れたという感想になってしまうからで、書いたところで書く本人も恐らく読むあなたも全く面白くないだろう。

私は海外にきてまで他人に気を使い、上司に叱られながら本音を押し殺し、ある程度やる気がある風に見せかけながら過ごしていた。それは決して正しい方向性のモチベーションがあったわけではなく、ただただ何事もなく時間が過ぎ去ればいいと10日もの間考えていた。生物調査という、本当なら楽しいはずのメインイベントも、正直言って辛いだけで楽しくは無かった。

結果、自分で決めない人生ってのは本当につまんないなぁと思った。美味しいご飯だけは楽しみだった。

 

そろそろ色々なタイムリミットが迫ってきている中でこんな文章を書いたのはただの現実逃避でしかないのだが、それでも何もせず時間が過ぎるより大分マシだと思える。

今日はそんな気分。